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北辰・入試で実力を100%発揮する方法

2014-12-18

01テストで、集中力が途切れてしまったことや、覚えてきたはずの重要語句が思い出せなかったことはありませんか!?
それは、脳の中のエネルギーが不足したからかもしれません。あるいは、脳の記憶のつながりが弱かったからかもしれません。

ここではテストの時に100%の実力を発揮する方法を教えちゃいます!
「ここに書いてあることは本当?」と疑う前に、まずは試してみましょう。

 

“糖と酸素”で元気な脳!

体全体の糖分の消費量のうち、脳だけで約50%を消費しています。でも糖分だけをたくさん採っても、脳は充分に動いてくれません。その他に酸素も必要です。
では、“糖分と酸素”をテストの時にどうやって採るといいのでしょう。

 

①砂糖よりも果物

02糖分というと、チョコレートやグミのような砂糖でできた甘い物を連想しますね。でも、砂糖でできた甘い物よりも、果物の糖(果糖)の方が体にはいいのです。

砂糖が体に入ると、血液中の糖分がすぐに上がります。急激に糖分が増えると、インシュリンという物質が出て、糖分を一気に下げてしまいます。脳に行く糖分も一気に下がります。

一方で、果物の糖(果糖)は、果物の細胞組織に包まれているので、体内ではゆっくりと消化されます。コントロールされたスピードで血液中に放出されていくため、血液中の糖分の量が一定に保たれます。つまり、テストの間ずっと脳にエネルギーが届きます。

 

②2本のペットボトル

03でも、テストの時に果物を持って行って、休み時間に食べる事はできませんね。では、どうやって果物の糖(果糖)をとるといいでしょう。

簡単です。100%のフルーツジュースを持っていけばいいのです。
北辰テスト(入試)では、水筒やペットボトルの持ち込みが出来ます。
この時に、2本を持っていくのです。
普通の水分も欲しくなりますから、1本にはお茶や麦茶などの水分を、もう1本には100%のフルーツジュースを入れていくのです。

そして、このフルーツジュースを休み時間に飲むのです。するとテストの間、脳に糖分が行き渡り、100%の実力を発揮できるはずです。

 

③酸素ボトルを持っていくの!?

04普通の呼吸では、緊張しながら受けるテストでは、脳の酸素は不足がちとなります。
でも、スポーツ選手が使っているような「酸素ボトル」をテストに持っていくのは難しいですね。
脳が考えるのに必要な酸素を、どうすればたくさん採る事ができるでしょう?
これも簡単です! 深呼吸をしましょう!!

休み時間やテスト前の待っている時間に、ボーッとしているのではなく、深呼吸をしていましょう。深呼吸で体内に入った酸素は、1分で体の隅々にまで行き渡ります。脳にも届きます。

深呼吸は、鼻から吸って口から吐き出します。
これを繰り返しながら、テストが配られるのを待っていましょう。

テスト中も「疲れた」と思ったら、問題を解くのを10秒くらい止めて深呼吸をしたり、意識して深呼吸をしたりするといいですよ。
脳に酸素が届き、パッと閃くかもしれません! 

タダで簡単にでき、しかも効果的な脳の活性化の方法です。

 

テストの受け方と点数を上げるラストスパート

①無理をしないでミスをなくす

でも“糖分と酸素”をしっかり採っても、テストの受け方で失敗してはもったいないですね。
次の①②のどちらが得か考えてください。
①5分をかけて、配点が大きい8点の問題を解く
②2分ずつかけて、配点の小さい1問5点の問題を2つ解く

①は5分で8点、②は4分で10点です。②の方が得ですね。
でもテストの時に皆さんは、少しでも良い点を取ろうとして、①のような問題をムリに解こうとしませんか!?
でも、①は配点が大きいですが、×になりやすい応用問題です。①に時間をかけすぎて、②の見直しが出来ない事が多いようです。

入試での数学は平均点が約40点です。ここからも分かるように、テストは100点を取りにくいように作られています。ですから100点を取る事を目指してテストを受けるのではなく、出来る問題をミスなく得点する事が、北辰テストや入試レベルのテストではポイントとなります。

テストが返ってきた時に、「この問題は単純ミス」と言い訳をしないように、難しい問題にチャレンジするのでなく、テストではミスが無いように見直しの時間を取りましょう。

 

②テストの前日は何をするの?

05テストの時に「糖と酸素」を充分に採って、そして見直しをしても、インプットされている知識が無ければ仕方がありません。まずは勉強しましょう。でもテストが近づいた時の勉強は、普段と内容を変えましょう。
普段はじっくりと時間をかけて新しい問題を解くことが多いですね。でもテストが近づいたら、このような勉強から「復習」にウエイトをかけましょう。

テストで思い出せないのは、脳の神経のつながりが細いからです。脳の神経のつながりを太くするには、繰り返すことが必要です。

新しい問題1ページを解くのは時間がかかります。しかし同じ1ページでも復習ならそれほど時間がかかりません。前に一度、自分で解いた事があるので、脳に残っているからです。復習なら、初めて解く時の半分以下の時間で出来ますので時間の節約にもなります。その分、たくさんの勉強ができます。

 

朝から絶好調!

①自分のための朝学習

ここまで準備が出来たらあとは体調管理です。テストの開始時間は中学の1時限目とそう変わりありませんが、会場に行く事や早起きのために、いつもと違う朝になります。
その対処法がいわゆる「朝型」です。

しかし、テストの当日だけ「朝型」にして、早起きしても、寝不足で逆効果です。普段から「早寝・早起き」をして「朝型」にしておきましょう。
早く起きるだけでなく、ふだんの朝には1時間くらいの「朝学習」をすることを強くお勧めします。1時間の「朝学習」をすると、1日の過ごし方が大きく変わります。1日が引き締まったものになります。試してみてください。

この「朝学習」をする事で、テスト当日もふつうに早起きが出来ます。すると、ストレスなく朝一番の国語のテストから、脳が絶好調で動いてくれます。こうなるように、体をセットアップしていきましょう。
朝一番に実施される国語の偏差値は意外と大きく揺れます。このあたりの体調管理に原因があるのかもしれません。

②脳の活性化 朝カレー

07カレーのカルダモンは脳の血流を6時間アップさせます。朝食がカレーだと、テスト終了まで脳の血流がアップすると、科学的に証明されています。
これでもう完璧!

 

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