中2にも偏差値テスト&志望校判定
埼玉県の高校受験では、北辰テストの偏差値が使われます。
しかし、北辰テストは中2の3学期まで実施されません。
つまり、中3の直前まで偏差値が分からないのです。
うちの塾では、偏差値の出るテストをやっているよ!
という方もいると思います。
ですが気を付けてください。
偏差値は、受験者(テスト)によって変わります。
北辰テストの偏差値が60の生徒でも、受けるテストによって55になったり、50になったりします。
テストによって、受験者層が変わるからです。
塾で行うテストは、塾生ばかりが受験しますので、平均点が高くなります。
その分だけ、偏差値が低めに出ます。
時々、大手塾が行う裏テクニックに次のようなものがあります。
初めはその塾のテストを受けさせる。
→すると偏差値は低めに出ます。
中3になって、北辰テストを受けさせる。
→すると偏差値は高めに出ます。
そして、偏差値が上がった!と宣伝に使うのです!
ちょっと下世話な話になりましたが、浦和の個別対応の学習塾Be-1(びーわん)では、しばらく偏差値の出るテストを行いませんでした。
それは、北辰テストに近い偏差値の出るテストがなかったからです。
少し話が飛びますが、
中3になると、市内学力調査という、さいたま市の中3全員が受けるテストがあります。
Be-1(びーわん)には、原山中・大谷口中・大谷場中の生徒が通ってきていますが、
中間・期末テストは原山中・大谷場中・大谷口中内での実力しかわかりません。
市内学力調査により、さいたま市内での生徒の実力を客観的に把握します。
偏差値も出ます。
このテストは、さいたま市の先生が作っています。
同じようなテストを埼玉県の各市町村が行っています。
これらのテストのほとんどは、業者テストです。
そして北辰テストに近い偏差値が出ます。
今年からBe-1(びーわん)で、塾内テストを始めたのは、この業者テストを採用できたからです。
つまり、
北辰テストと同じような偏差値が出るからです。
つまり、
埼玉県の受験に対応できるからです。
今週は中学2年生に、この「学力診断テスト」を受けてもらっています。
「志望校はどうする!?」と
真剣に相談し合っています。
中2になりたてですが、この時期から少しずつ高校受験を意識しておくことも大切です。
今回の「実力診断テスト」の結果が楽しみですね!