埼玉県 公立入試 平均点(平成28年度)
2016-04-29
埼玉県の公立入試の平均点が、発表されました。
H28年3月の入試を、平成28年度入試といいます。
平成28年に高校に入学するからです。
ちなみに来春の入試は、平成29年度入試となります。
【埼玉県公立入試 平均点】H28/平成28年度/2017年度
28年度 | 27年度 | 26年度 | 25年度 | 24年度 | 平均点 | |
国語 | 57.9 | 56.0 | 64.0 | 65.6 | 59.7 | 60.6 |
数学 | 51.1 | 48.1 | 45.0 | 42.4 | 36.5 | 44.6 |
社会 | 63.7 | 49.1 | 49.5 | 50.3 | 49.0 | 52.3 |
理科 | 39.2 | 50.3 | 46.1 | 63.4 | 48.7 | 49.5 |
英語 | 57.4 | 55.6 | 45.0 | 53.7 | 44.1 | 51.2 |
合計点 | 269.4 | 259.1 | 249.6 | 275.5 | 237.9 | 258.3 |
理科は受験生のほとんどが「難しかった~!」と言っていたように、平均点が40点を下回りました。
一方で社会は60点越えです。
平成29年度(つまり来春)の埼玉県公立入試は、理科と社会の受験時間が
40分から50分に10分延長となります。
理科は、H28年度の問題が難しすぎたので、さすがに多少簡単になるでしょう。
しかし社会は、平成28年度の問題が簡単すぎたうえに、時間が10分伸びるので、問題は難しくなるでしょう。
その点を踏まえて、過去問対策をしましょう。
平成29年度の埼玉県の公立入試では、受験方法に変更があります。
英語と数学は、ほとんどの高校の問題が簡単になります。
これは、正答率が0.8%→つまり受験生約6万人の中で500人ほどしか正解できない問題などがあったからです。
しかし、上位校は問題が簡単になると、能力差が出にくくなるという事で、『学校選択問題』を採用することになりました。
埼玉県の20校の公立高校が『学校選択問題』を採用します。
つまりこれらの高校では、今までと同じような問題が出題されると考えておくといいです。
浦和高校 | 浦和一女高校 | 大宮高校 | 市立浦和高校 |
蕨高校 | 浦和西高校 | 川口北高校 | 春日部高校 |
和光国際高校 | 越谷北高校 | 越谷高校 | 不動岡高校 |
川越高校 | 川越南高校 | 川越女子高校 | 熊谷高校 |
熊谷女子高校 | 熊谷西高校 | 所沢高校 | 所沢北高校 |
先ほども書きましたが、社会と理科の受験時間も変更になります。
来春からは40分から50分となります。
記述問題・資料を読み解くなどの応用問題の多い埼玉県の公立入試の社会と理科では、おそらく上位校に影響が出るでしょう。
時間が伸びることで、応用問題をじっくり考える時間ができるからです。