私立高校の入試
●確約がないと受験できない
多くの私立高校では、確約をもらわなければ受験ができないような入試制度になっています。
●確約をもらうには
私立高校が提示する基準をクリアしなければ、私立入試のための確約をもらえません。確約をもらうための基準は主に2つあります。
①中3の1学期の通知表
②会場テスト(北辰・UPテスト)の偏差値
この他、英検・漢検の結果も影響します。3級以上で考慮されることが多数です。
①中3の1学期の通知表
中3の1学期の通知表をただ足し算するだけです。
私立高校ごとに、参考とする教科数が異なります。3・5・9教科のいずれかを参考とします。
しかし、学校間格差のある通知表よりも、偏差値を重視する傾向があります。
②会場テスト(北辰・UPテスト)の偏差値
中3のどの偏差値を参考にするかは、私立高校により異なります。
3教科だけでなく、5教科の偏差値も参考にする私立高校がほとんどです。
中3の7・9・10・11月の偏差値はほとんど全ての私立高校で、確約をもらう際の資料として使われます。4月からの偏差値を使う私立高校も増えています。中3生は4月からの北辰テストを受けることをお薦めします。
確約をもらえないと受験できませんので、この時期の北辰テストは、私立高校の入試と同程度の重さがあります。
●受験に影響する確約の基準以外の「情報」
私立高校の確約の基準は毎年変わります。しかも夏休み前後に公表されることが多いので、市販されている受験雑誌に載ることはありません。
さらに私立高校からは、「①中3の1学期の通知表」や「②会場テストの偏差値」だけでなく、かなり細かな「情報」が公表されます。この細かな「情報」が、志望校を決める際に大きく影響します。
Be-1では保護者会・個別面談や進学特集などでこれらの「最新情報」を保護者様に積極的にお伝えしています。