埼玉県高校入試の基礎知識
埼玉県の公立受験は調査書と学力検査だけ
公立高校の受験の合否判定は次の2つで決まります。
1 調査書
2 学力検査
「学力検査」は国語・数学・英語・理科・社会で行われ、たいていの普通科は5教科×100点=500点満点です。
調査書をご覧ください。
調査書は主に、
1 内申点
2 特別活動の記録
で付けられます。
内申点
通知票では各学年の最後に、「学年の評価」が付けられます。
1学期・2学期・3学期の通知票の平均と考えて良いでしょう。
この「学年の評価」を9教科分足したものがその学年での内申点となり、埼玉県の公立受験において、大きな意味を持ちます。
内申点は主要5教科に、美術・体育・音楽・技術家庭の4教科を加えた全9教科でつけられます。
つまり、英語が得意で内申点が5だとしても、音楽で手を抜いて3だとすると、平均は4となり、英語で頑張ったのに、音楽に浪費されたことになります。
内申点は9教科が関係する事を知っておきましょう!
特別活動の記録
英検や漢検、そして部活や生徒会活動などが関係します。
評価の対象は各高校が発表する「選抜基準」に記載されています。
例えば、市立浦和高校では
◎英検準2級以上
◎漢検2級以上
◎部長
◎県大会ベスト16
◎生徒会長・副会長・その他生徒会役員
◎各種委員会委員長 など
で評価され、これ以外は加点の対象にはなりません。