北辰テストはどうして受けるの? /浦和の個別対応の学習塾Be-1(びーわん)
中学3年生は中間テストが終わったばかりで可哀そうですが、今度の日曜日5月31日は「北辰テスト」です。
北辰テストは偏差値を知るために行われます。
実は公立高校の合否決定に、偏差値は直接には関係がないのをご存知でしたか?
私立高校の「確約」をもらうには、主に中学3年生の1学期の通知票か、中3での北辰テストの偏差値が使われます。
北辰テストの偏差値は、入試と同じ意味があります。
公立高校の受験では、調査書と学力検査の得点で合否が決まります。
合否判定に偏差値は使われません。
では公立高校の入試で偏差値はどのように関係するのでしょう。
内申点や中学校の定期テストの点数だけでは、公立高校を決定する事はできません。
中学校により通知票の重みに差があるからです。
4や5を簡単に取れてしまう中学校と、4や5をとるのが難しい中学校では、生徒のレベルが違うのです。
難しい中学校の方が、生徒のレベルが高い、つまり偏差値が高いのです。
4や5だけではこのレベルの差を図ることはできません。
そこで偏差値が使われるのです。
北辰テストは埼玉県の中3ほぼ全員が受けます。
その中での偏差値ですから、中学校の4や5よりも正確に自分の実力を知ることができます。
そしてこの偏差値を目安として、公立高校を選んでいくのです。
公立入試に偏差値は直接使われませんが、目安として重要な役割をしています。
Be-1(びーわん)の3年生ではいませんが、
「私の友達は北辰テストを1回も受験したことがないらしい」
という怖い話しを、中3の秋頃にときどき聞きます。
受験のことを全く知らない方だと思います。
また今は、北辰テストを中学校の先生は無視※をしていますから、中学校の先生が北辰テストの意味を説明してくれません。
※教育現場から偏差値が排除されているためです。
ですが、困るのは生徒自身です。
北辰テストや偏差値の意味を中学校の先生からも正確に伝えて欲しいと切に願います。
浦和の個別対応塾Be-1(びーわん)ではこのレベルの話しを、生徒にも頻繁にしていますので、生徒自身でもしっかり理解してくれています。