H29年春から公立入試が変わる!
平成29年度(つまりH29年春)入試から、埼玉県公立入試が変わります。
①理科と社会の受験時間が40分から50分に
②学校選択問題(英語・数学)が採用される
理科は、H28年度の問題が難しすぎたので、さすがに多少簡単になるでしょう。
しかし社会は、平成28年度の問題が簡単すぎたうえに、時間が10分伸びるので、問題は難しくなるでしょう。
その点を踏まえて、過去問対策をしましょう。
≪受験制度が変わります≫
平成29年度の埼玉県の公立入試では、受験方法に変更があります。
英語と数学は、ほとんどの高校の問題が簡単になります。
これは、正答率が0.8%→つまり受験生約6万人の中で500人ほどしか正解できない問題などがあったからです。
しかし、上位校は問題が簡単になると、能力差が出にくくなるという事で、『学校選択問題』を採用することになりました。
埼玉県の20校の公立高校が『学校選択問題』を採用します。
つまりこれらの高校では、今までと同じような問題が出題されると考えておくといいです。
浦和高校 | 浦和一女高校 | 大宮高校 | 市立浦和高校 |
蕨高校 | 浦和西高校 | 川口北高校 | 春日部高校 |
和光国際高校 | 越谷北高校 | 越谷高校 | 不動岡高校 |
川越高校 | 川越南高校 | 川越女子高校 | 熊谷高校 |
熊谷女子高校 | 熊谷西高校 | 所沢高校 | 所沢北高校 |
先ほども書きましたが、社会と理科の受験時間も変更になります。
来春からは40分から50分となります。
記述問題・資料を読み解くなどの応用問題の多い埼玉県の公立入試の社会と理科では、おそらく上位校に影響が出るでしょう。
時間が伸びることで、応用問題をじっくり考える時間ができるからです。
≪サンプル問題が公表されています≫
学校選択問題とその他の高校の学力検査(入試問題のことです)のサンプルが公表されています。
実際に解いてみると、その差が分かります。
英語の長文問題では、学校選択問題では単語数が1.3倍にも増えています。
H28年春までは、上位校の英語の平均点は高得点でしたが、H29年春の入試からは、実力の差がはっきりする入試になることがよく分かります!
学力検査(共通問題) | 数学 | 英語 |
学校選択問題 (上位20校が採用) |
数学 | 英語 |
浦和の個別対応の学習塾Be-1(びーわん)の
「役立つ進学データ」より