埼玉県の高校入試 分かりやすく公立入試を解説します。/浦和の学習塾 個別対応Be‐1(びーわん)
埼玉県の高校入試のシステムを2回に分けて説明します。
今回は公立高校の合否判定についてです。
次回は私立入試について分かりやすく解説します。
公立の合否に偏差値は関係ない
公立高校は選抜試験と調査書だけで決まります。
※面接等がある高校はこれらも加味します。
「エっ!北辰テストの偏差値は!?」
そうなんです。北辰テストの偏差値(以下、偏差値)は、受験校を決める時の参考にしますが、ただそれだけで合否には影響しません。
偏差値がどんなに低くても、浦高や一女を受験することは可能です。
でも、合格できるかは別ですが。。。
偏差値60以上は英語・数学は「学校選択問題」
選抜試験は5教科ですが、英語と数学の入試問題は、「標準問題」と「学校選択問題」の2種類があります。
偏差値60以上(川口北以上)の公立高校は、よりレベルの高い「学校選択問題(英語・数学)」を採用しています。
英語・数学の平均点は次の通りです。
標準問題 学校選択問題
英語 52.0 71.9
数学 44.4 43.2
学校選択問題の方が、問題が難しいのですが、英語の平均点はとても高い数字です。
上位高を受験する時に英語が苦手だと、差が大きくなることが分かります。
一方、数学ですが、埼玉の数学は全国的に難問が多いので、より深い学習が求められます。
「学校選択問題」の平均点を見ても、英語が71.9点なのに比べ、数学は43.2点であることからも、数学の難しさが分かります。
調査書
調査書は中1からの通知表(9教科)、英検・漢検の資格、部活などによって付けられます。
入試では調査書を各高校の「選抜基準」に従って点数化し、選抜試験と調査書の点により合否判定します。
面接や実技のある高校はこれらも加味し判定されます。
何をしておくといいのでしょうか。
調査書は中1からの積み重ねなので、通知表は9教科ともよくしておきましょう。
英検・漢検は3級以上に合格するようにしましょう。
北辰テストの偏差値は参考にするだけですが、偏差値を基に志望校を決めます。
北辰テストは中3になってからですが、入試問題に近いレベルで5教科です。
中3になるまでに、理科・社会の準備もしておきましょう。
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さいたま市緑区原山・さいたま市南区大谷口・さいたま市南区大谷場